2020 タイ旅日記 ⑱ 『ワット スワンドーク』

『ワット スワンドーク』はこの日最後に訪ねたお寺。

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白い仏塔がたくさん並ぶ綺麗な光景は印象的。墓地になるのかもしれない。眺めると霊園はチェンマイ周辺に多くあるのだけれど、日本的な墓地とは違うようにも見える。こういう塔に合葬するのが主流なのかもしれない。まったく分からないけれど。

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強い陽の下では、白い構造物の陰影は良く映える。大きな区画なのだけれど地面は綺麗に掃かれていて踏み入って良いのか迷う程だった。

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遠くに本堂と金色に輝く巨大な仏塔が見える。再び金の巨大な仏塔だ。もう、驚かないよ。

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近寄ると蛇が居る。ただ、頭が5つなのか、5匹なのか迫力のお出迎え、或いは守護か。本堂の煌びやかさ、ちらりと金色の仏塔、そして青い空。

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ここの東西軸に乗っ取り仏塔と本堂がある。仏塔から延びる糸は本堂に結ばれている。線で結ぶ事で人々は直接に触れる事が出来る仕組みに違いない。中央の巨大な仏塔は金、陽を背にした時の金の輝きは実に綺麗。床や地面の照り返しを何よりも映えて浮かび上がるようだ。

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その本堂全景。これは新しい建物なのだと思う。謂れのある寺院に違いなく、備えられた椅子席の多さからも、特別な規模を必要とする寺院なのだろう。

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中央に4体が列をなす。小さい仏像、中くらいの仏像、そして大きな仏像、これがご本尊なのかな?さらに、こちらに背を向け金色の仏塔を向いて立つ仏像がある。さらに色付けられた仏像が左右にあり、その他あちこちに仏像がある。背後かの陽射しの照り返しが天井面に映え、照明なしで仏像を煌びやかな存在に仕立てる。

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ここは開口に建具がない。人の出入りを制限する金網があるのみ。暖かい地域というのはこういう事なのかと改めて思う。北海道ならあり得ないのだけれど、暖かければ室内は室外と区分し閉じる必要がない。