タイの旅、2020年を改めて ①

実はアジアは正確には二度目になる。初めての欧州への旅の帰路は南回りだった。ある経由地で遅延があり成田空港閉鎖に間に合わぬ事態となり、中国は上海だったろうかで一泊をする。出歩けなかったし、既に夜だったし、泊っただけ・・・

初めて?のアジア旅行、これはとても楽しみであった。近いはずなのに案外に知らない場所、魅惑的。魅惑?近しい文化圏が在るはずなのに極めて個性的に思われた。何があるのだろうか?訪ねたのはトロピカルに温暖なタイだった。

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暑かった。暑かった。暑かった。
あれで過ごし易い季節ってマジ!?
暑かったけれど、楽しい時間であった。
真冬の北海道から真夏?なアジアへの旅。
その夜に頂く得体の知れないビールが旨い。

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初めて乗った噂のトゥクトゥク、正直、怖いわ。今では聞く事の出来ないツーサイクルエンジンの音、基本はオートバイに3人も乗れてしまう移動手段。ゆっくり走る乗り物かと思えば案外にスピードを出す。体を曝すように乗るので身の危険を強く感じ、しっかり手摺を掴むので、案外大丈夫なのかも。爽快な疾走感気持ちは良かった。

アジアは一度、行ってみたいと思っていた。アジアは近く旅し易いのだと思うけれど地球は広し。当初は僻地へも訪ねてみたいと思っていたものの、先ずはタイはバンコクを目指す事になった。以前に記事にはしているものの、改めて写真を眺めつつ言葉を添えたいと思う。


タイへ向かったのは2020年の2月3日の事だった。事の始まる直前、時期が2週間も違えば旅は中止していたに違いない。飛行機や空港では旅行時に既にマスクは必然に近い状況にあった。ただ、世界は未だその後を予想出来てはいなかった。雪祭を避けるように旅立ち、戻ると事態は一変し始め、記事を書く頃には呑気に旅を振り返る余地を失っていた。楽しんだタイはその後に王様批判で世情を揺るがす事態もあり、様々、印象的な経験になっている。