企画・・・仕事ではないけれど。

「縄文探検隊」と銘打って、毎年一度くらい探検をしている・・・遺跡や博物館を巡る程度ではあるけれど。今年は十勝を目指そうと企んでいる。二日の工程、二日目は大樹の海でトーチカを巡る。

ただ、この時期悩ましいのは開催決定の判断だ。仕事の場合は優先順位は仕事になる。そのために必要な対策を講じる。しかし、それが自主活動の場合は不用なリスクは避けたい。その判断が難しい。

友人達との企画なのだけれど、参加するしないの判断は個人に委ねるとして、隊としてどう判断すべきかが問題。この世に基準がない。世の中では第二波とも囁かれるも北海道は別な気もする。ゼロリスクはないのでどう許容するか、何もしないのか。するならどう対策するか。市中では、マスクと手指消毒というオマジナイをすれば何処へでも行ける調子にも見える。現実には、感染者に出会うのは極めて難しい。そのくらい少ない。今の所常識的にはインフルエンザの方が遥かに怖い。その意味では結局、良くわからない不安が残る。感染するより、感染させていまう恐怖など初めての経験に近い。

という基準の無い所で集団行動をどう行うか、楽しい企画の前に悩むべきがあり困惑中。

実際、仕事と割り切り勇気を持って行動出来る以外、業者へ会いに行くのも躊躇う。どなたかの家にお邪魔するのも躊躇う。オーナーの家を訪ねるのも庭先になる。外で珈琲をという思いつきは今のご時勢では適当で、感染のリスクを極力排する事が出来ると思う。音更のお寺の一年点検がのびのびになっているのだけれど、最少人数で行うとして、札幌から行ってよいものか踏ん切りが付かない。リスクを負ってすべきでないとは言えるものの、自分の目で見ておかなければ納得も出来ない。もう少し時期を待つか・・・と言う具合に躊躇する気持ちが先立つのは否めない。

そういう気持ちの生じる今、全ての行動に制限が掛かる様でなんとも気持ちが悪い。せめて頭の中は自由でいるつもりなのだけれど、頭の中にこそ強く制限が掛かっているようだ。