Compact house 考 その⑤ 方針を転換してみる。

コートハウスを考えだすと現実的な敷地条件を設定しないと先へ進みにくくなる。一つ思い切って広い敷地があると考え、全く違う方向を模索してみた。

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【Type-090】109㎡(33坪)の平屋案。水廻りや収納、キッチンを中央に集めコアとし、周囲にスペースを3つ配置している。再びガレージを組み込んでいる。SPACE1はリビング、SPACE2は寝室、SPACE3はガレージだ。ガレージを建具で仕切る事で断念問題は解消する。夏場なら開放し大きな30帖程の大きな空間として利用が出来る。規模は益々大きくなってしまった。30坪を一人か二人のための生活空間で使えるなら贅沢な計画が出来る。ガレージは車を入れなくとも良い。自転車やアウトドアを広げる場所や植物を置いてなど、この広さの「外」を取り込むのは、一度は試みたいプラン。

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元々はフラットルーフの平屋を想定していたものの、傾斜屋根とすればLOFTも得られる。或いは2階建ても可能だ。SPACE2の寝室上に部屋を設けるなら+2部屋スペースは確保できるので、4人家族が住まえる。或いは2階をアトリエにしようか。