インテリアの検討。

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3Dモデルの造り込みは未だわずかで開口部も壁も一部のみではあるけれど、現状のヴォリュームでインテリアを確認する。

この住宅は非常に大きい。予算の都合もあり何かと難しい。大きな空間は住まうには落ち着きがなく空虚になりがち。家具を置けばそこに場所は出来るのだけれど、背景としての建築がもう少し関与して居心地を作れないだろうかと考える。つまり、スケール感は常に大切だ。

どうあれ、人が小さく見える建築を私は好まない。人を圧倒する存在感を発揮させるには然るべき時に限る。常に人に寄り添う空間をと思う。