【project v-IF】

一案の検討パースを案内。

ふと思い立って質感を与え、不足を補った計画案は、夜な夜なパースを制作して見た。3Dデータが出来てしまえば後は、割と容易に様々な角度から眺める事が出来る。アングル決めは一気に果たす。レンダリングは食事の時になどに。画像の加工は夜更けの自由時間…

設計の過程を眺めた。

一つの事例として、この設計のエスキースからモデリングまでの過程を眺めてみた。傾斜地なので、酷く面倒な作業なのだけれど地形コンタを描く。敷地内の高低差は4m以上、20cm毎に等高線を引く。先ずは敷地への理解。ついで、私は手を動かす。どう空間を切り…

ふと思いついて、試みる。

夜更けに寝ようかな?と何かが緩む寸前に閃く。そういう事が時々ある。決まった時なら!! 効率的で確実なのにと思う。足りていない、という不足感が鮮明に脳裏に浮かび、それを補うヒントが閃いた。玄関先の露骨な開口が気になっていた。もう一枚、人が隠れ…

北向きのハイサイドライトのあるギャラリー空間

パースで北のハイサイドライトの『光』を表現するのは、とっても難しい。今なら出来ないか?少しだけ挑戦してみた。今回は、ここまで。本当に検証すなら「模型」が必要だ。模型は小さいけれど「空間」があるので光のシミュレーションは実際に極めて近い。模…

とある住宅の3D検討パースに、少し質感を与えてみた。

冬に製作した「住宅」の検討パースに外壁に質感を加えてみた。敷地の個性に強く影響を受け考案したプランの住宅に。 アプローチ道路側は北面、ハイサイドライトが印象的な外観。層構造と変化が綺麗にまとまっている。出入口はもう少し工夫したい。雪問題はあ…

【 project v-IF 】計画③ 断面検討

ヴォリュームの検証では『断面』を想定する。これが生み出す『空間』、そのデザインとなる。間違えば空間を生み出さない空虚な建築に成り果てる。『計画』は想定はあっても詳細はなく、世の中の住宅の多くはプランに徹するのが通常ではあるものの、ここで『…

【 project v-IF 】計画② ヴォリュームの検討

計画では最初にヴォリューム検証を欠かさない。重要なのは『ヒューマンスケール』を創れるかどうか。特に傾斜地のような特殊な場所では、プランを優先し後に取り返しのつかない方向へ進んでしまう事が起こり得る。勾配屋根を傾け、変形平面で切り合わせた屋…

【 project v-IF 】計画① 計画する。

どういうわけか、一気に二つの計画を進めていて、敷地はやはり傾斜地!で人の都合や優先順位は受け付けてはくれず、よって、先ずは敷地と相談しなければならない。敷地を最大限に活かすべく観察し「どう使うか?」を練り、仕方なく、敷地の高低差を使いスキ…