日常。

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今日は所用、仕事で豊平は西岡へ行った。
しばらく訪ねて居なかった私の心の拠り所、
西岡の水源地を歩いた。実に久しぶり。

中央区の居る今は、場所柄除雪も良く、
除雪はするけれど、雪の多さは実感しない。
けれど、少し離れ、それが標高の高い所なら、
十分過ぎる雪の量を実感させられる。
そんな雪に覆われた水源地の森は、例えば
樹木に掲げられる案内板が目線でもあり、
夏場に比べ自分の居る高さを思い知る。
枯れた笹の葉すら、陽を落とす影に感激だ。

 

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かなり前からなのだけれど、あえて手振れ?
もっと速いスピードでぶれる写真に興味を覚える。
極めると、芸術に至るだろう可能性を信じる。
小川の水盤がデジタルな模様で動く像は速い。
ブレはスピードが伴うとディテールは失われる
ものの、対象は微妙にシンプルになり、
特徴を簡明にしてくれる。

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見上げた林、向こうにある夕陽を背にして、
光と影の、木々を複雑さを模様の様にして、
なんだか楽しく思える。

こういう写真は夏場には思いつかない。
雪の中で水墨がの如く光と影の世界の広がる
冬が面白い。虫好き虫目の自分が興味を
この10年くらい感じて飽きていないし。
雪深いうちに又訪ねたい。