ダルマさんが転んだ! 【光明寺】

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お寺のエントランスホールには寄贈頂いた古く大きな置時計が在る。時計の左側のスリット窓は光を左側の壁に映えるので、玄関を入ると壁に光がある。真正面から眺めると床から天井までのスリット窓、普段は光を感じるだけの存在。ここの壁に時計が置かれた。

ごっこか、かくれんぼか、先日の法要の際に子供達が、この置時計を前に「ダルマさんが転んだ!」をされていたのだそうだ。・・・それは、とてもイイ。その光景を眺める為だけに行きたかった。

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ダルマさんが転んだ、「切った」後はここを走る。ここまで来れる子はあるだろうか?40mあるからね。ここで35mくらいだろうか。

お寺の動線の中心のここを、子供達がキャッキャと走り回るとはさぞ賑やかだっただろうなと思う。親は薦める事はないだろうから、子供達が自主的に始めたに違いない。ここなら出来ると楽しんだに違いない。そういう場所だと想像したに違いない!

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スリット窓を背にするので自然光では、この置時計は相対的に暗く感じられるのでないかが少し不安だ。

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置時計の足元、玄関側には旧お寺建築での納骨堂前に置かれていた、この猫を置けないだろうか?大きく重く動かない古い時計、うずくまるなら安心な場所、猫も居心地良いのではと思うのだけれど、どうだろう?

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置時計の写真を探していたら、ある法事後の本堂の写真があった。