2023-01-01から1年間の記事一覧

小津安二郎展 【編集中】

近所なので何時でも行けると思いつつ、けれど昼間は暑く汗だくで行くのは気が引けてしまい、気付けば会期ギリギリとなっていて思い切り、何とか無事に小津安二郎展に辿り着いたわけなのだけれど、訪ねて良かったです。「趣味?映画鑑賞です。」「どのような…

 【2023.08.09】 シジュウカラ

【2023.08.09】『ピーピーピー』と妙に近くで鳥が鳴く。それがあまりにも耳元、あれ?室内!?振り向けば、シジュウカラと目が合う。何故、室内に鳥が居るのか理解出来ない私、私と目が合いパニックに陥るシジュウカラ。泣き叫びながら室内天井隅を右往左往…

ド根性きんぎょ草

音更のお寺、『光明寺』の住職より頼りがあったのはしばらく前の事、この写真はとてもお気に入りです。どこからか舞い降りた種がアスファルトの目地で育った「きんぎょ草」らしい。逞しいと言うか、根性ある一凛。まさか、建築が花一凛の背景に出来るとは思…

【札幌『豊平川』花火大会】考②

以前に藻岩山山頂から撮った市街夜景写真に『花火』を灯らせた。打ち上げられる場所は豊平川の河川敷が望ましい。定山渓から石狩川合流地点までを!アニメーションにしてみました。壮観!ではなかろうか。このスケールで夜の空に大きな花火が輝けば?市内の…

【札幌『豊平川』花火大会】考①

【札幌花火大会】を考察する。果たして、どうでしょう?豊平川花火大会は古典的で、都市に隣接して行われる稀な機会ではあるものの、雪祭のように同じでもある。折角の機会を違う姿で彩る事はできないか?思いついた。札幌形勢において重要な豊平川、これを…

今年の花火。

豊平川の花火大会は今年こそ河川敷へ行こうと思いつつは結局は屋上から眺めた。以前に何度か行った事はあるものの、行き帰りの大変さを思うと今年も踏み切れなかった。或いは見なくても良いやと別の事をして過ごそうとした事もあったけれど、音や閃光が見え…

キタラでPMFアンサンブル

■G.グリゼー:石碑■ラヴェル:弦楽四重奏曲ヘ長調■D.アンダーソン:コントラバスのための7つの二重奏曲■シェルホフ:フルート、ヴィオラとコントラバスのための小協奏曲■J.ペレイラ:マレット・カルテット■リゲティ:木管五重奏のための6つのバカルディ 日…

豊平川と中島公園

雨が続き、屋上に置いた鉢植えに水が溜まるのが心配で、つい見に行ってしまう昨今。久しぶりにカメラを持って豊平川へ行く。何時もの如く夜に。二日ほど続いた雨の後だった事もあり、この日は水量は多く濁り、低く垂れ込めた厚い雲は不気味だ。濁った水では…

国宝、黒曜石とその他の痕跡。

白滝の旧石器時代の黒曜石が正式に国宝に指定されたと報道があった。最古の国宝となるのだそうだ。3万年~1万5千年、その頃に「日本」はなく、住んでいる人に「日本人」という意識もなかったろうし、そもそも北海道は島ではなく樺太と地続きの氷河期の頃の遺…

天体観測

赤道儀が自動で星を追尾し始める際のモーター音を聞いた時に、何かを強く感じた。地球の自転と連動し誤差を逐一調整しつつ狙った天体を高い精度で追尾する装置は、まるで意識があるかのよう。正しく機械なのだけれど、見事だった。三脚の上に台座を取り付け…

『ナナカマド』の整理。

春先の葉の様子。開き始めた頃。『7枚』『9枚』『11枚』『13枚』『15枚』ナナカマドの葉は先端に1枚、その下に3対~8対程の葉の奇数枚で構成される。私がこの春に見つけたのは15枚まで。

星空

中央下やや左に「さそり座」が居たのだけれど、写真ではわからんナ。夜空の暗さにこれ程のグラデーションがあるとは、驚く。RAWで撮って現像時にノイズをある程度除去したので、写っている光点は全て何かしら天体になる。どこか星空を楽しめる場所はないもの…

夏至近し。

基本に夜型の私にとり今時期の夜は極めて短く「夜更かししてしまったか?」と罪深く感じてしまう気難しい季節です。早起きして夜明けを眺めるのは稀なので、夜明けを眺められるという意味では好きで。夕暮れなら灯り始める街灯類、朝は消え始めるので明暗の…

フィボナッチ数列

『フィボナッチ数列(数)』は造形理解の際に例えば『フラクタル次元』等と同じく必ず登場する数学だ。自然の造形の中に潜む数学の存在は衝撃的で、人が見たいから見たのではないか?と思える程に完成された理想の数が並ぶ。フィボナッチ数列は貝殻の構造な…

とあるS造(鉄骨造)のカーポート、更に追加。

■Phase1:閉じた状態■Phase2:2面全開放!■Phase3:展開!3Dモデルを一度製作してしまえば、後にアレコレと試す事が出来る。「カーポート」で計画されたこの小さな建築には「物置」も設えられていた。この物置は庭に面していて、道路からの視線を遮る目…

映画を観る。

日帰り仙台は雨、予想を超え7km前後も歩いた様で運動不足も重なりこの週末は足が痛かったです。所要を終えた後に微妙に時間が空いたので、以前も利用した駅東にある小さな映画館を訪ねた。観たのは『せかいのおきく』。江戸時代の青春ドラマだったようなのだ…

エゾシロチョウ

或る日、窓際室内で羽ばたきの音がした。スズメバチとは違う大きな羽音、眺めるとそれは白く奇麗な蝶だった。気付けば窓の外にはヒラヒラと白い蝶が群れを成し飛んでいる。昨年まではモンシロチョウだと思っていたのだけれど、それは一回り大きな立派な蝶だ…

この世の終焉のような、日常の朝。

夜更かしの朝、屋上から眺める6月の陽は随分と北から・・・街灯もコンビニの看板も消灯した暗闇から昇る。日常の朝は相変わらず常に劇的だ。 東を向いたアトリエの窓から平行に差し込んだ陽差しが壁に光の穴を開ける。少し前に空が白み始めたかな?と思えば…

週末は所要で日帰り仙台。

仙台及びその近郊に通ったのは暫く前の事になる。名取で設計した住宅は【 DOMA/NATORI 】、そうそう訪ねる機会はなく、その機会!なのだけれど、今回は所要で日帰り仙台、訪ねる余裕がないのは心残り。建築工事中の竣工前の室内光景を一枚。写真右手が南側…

【カツラの枝葉モデル】、バージョンアップ版 

少し前に製作した【カツラの枝葉モデル】の『枝』部分の改良を試みた。左右は固定し上下に可動する仕組みはラインでテンションを掛けて姿勢を調整する。枝と葉はセットで、このモデルでは8つが並ぶ。枝は各々に角度が振れ、枝先へ行くに従って持ち上がり伸…

とあるS造(鉄骨造)のカーポート、追加。

左は公道、右は庭、その間にパーポート。折角、カーポートが壁となって庭を隠すのなら、そこはプライベートなコートになる。そのコートを眺められる建築に出来るなら、それはとても楽しい。 【 DOMA/Yamanote 】はその方法を実践している。通りからはこう見…

とあるS造(鉄骨造)のカーポート。

取り合えず、モデリングする。何が出来ているのか?理解するにはやはり「立体」で眺めるに限る。プランだけではわからない事が実に多い。スケール感が出る様に目地や板材の割付を施している。設計が進むなら、壁と天井の割付は合わせたくなるだろうな。細か…

とあるS造(鉄骨造)の下屋建築。

四半世紀前になる。当時のデジタルカメラは昔のガラケーのカメラ程度、おそらく30万画素しかなかった。フィルムで竣工写真を撮らなかったので案合出来る写真がない!けれど、Googleの航空写真では存在しているので、今も健在だ。とある社屋、気を配られたデ…

『m101銀河』の超新星爆発

M101銀河で超新星爆発が観測されたという。太陽系があるのは『天の川銀河』であり、お隣にあるのが250万年先にある『アンドロメダ銀河』。これらは一つの銀河群(50~60の銀河の集団)に属している。近隣の銀河群である『M101銀河群』に『M101銀河』があるら…

オオスズメバチの住環境探し、かな?

毎春遅い時期にスズメバチがやってくる。窓を開けていると入ってきて、あれこれ物色し過ごしては出て行く。毎年の事なので、何らかの経路になっている気がする。秋10月には二年連続で成虫で越冬するオツネントンボがやってきた、私のアトリエ。今年もスズメ…

【 カツラの枝葉 】3Dモデル化してしまう。

この春に初めて、好きなカツラの木の枝葉の仕組みを眺めた。自由度の高い洗練された木々に対してカツラは朴訥な具合。それ故にルールは明快で簡略化したモデルを想像して過ごしていた。思い切って製作を試みる。かなり、カツラっぽい。しかも面白い。葉がリ…

春の中島公園の木々 その⑥ おまけ

まだ黄色いかと思っていたら、既に白くフワフワであった。考えて見ると、綿毛は全て種だ。花に一つの種が常識だと思っていたけれど、複数出来るのか? 随分以前に失礼をしてタンポポを解剖した事がある。これがどうやら、一つ一つが「花」なのだそうだ。故に…

春の中島公園の木々 その⑤ カツラ

春先にカツラを眺める機会はこれまで経験がなかった。木の中では初めて興味を持ち、それ以来特に好きだったにも関わらず、全く何も知らずに居た。控えめな木肌は木材としても割と好きだ。ただ、古めかしいと勝手に思い込んでいるわけだけれど、洗練さはあま…

春の中島公園の木々 その④ イチョウ

春からイチョウを継続的に眺めるのは初めてで、この日の目的の一つだった。そして、この写真はかなりのお気に入りだ。朝の風の隙を突いて撮れた一枚か?ぶっきらぼうと言うか、不器用そうではある。強そうな枝に葉柄?の長い葉の繊細さは絶妙な組み合わせだ…

春の中島公園の木々 その③ 良いデザインを見つけた。

6月から小津安二郎展が開かれるという文学館に近い場所、大きな木の陰で『色鮮やかな葉と黒い枝』を持つ小さな木に目が行く。カッコイイ。彫刻作品か?と見まごうデザイン、カッコイイ。 枝から持ち上げだされる小枝先に誰しもが思うシンプルな形状の葉が乗…